【ポーランドニュース】 日本・ポーランド国交樹立100周年オープニングセレモニー(於ワルシャワ)について(Krotoszynクロトシンより)

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【ポーランドニュース】
日本・ポーランド国交樹立100周年オープニングセレモニー(於ワルシャワ)について

1月15日、駐ポーランド日本大使館公邸にて
日本・ポーランド国交樹立100周年オープニングレセプションが開催されました。

ワルシャワ(=日本大使館公邸)で行われたオープニングレセプションに出席した衆議院日本ポーランド友好議員連盟会長の額賀福志郎氏は、
「我々は日本-ポーランド共通史の次なる100年を歩み始めています。
第二次世界大会終結から70年以上経過しましたが、
国際政治に目を向けると、『アメリカ・ファースト』的な政策を掲げる米大統領が登場し、
もう一方では中国が現状変更に躍起になっています。
そういった文脈において、人権や民主主義に関する戦後理念がどこへいってしまったのか、よく考えなければなりません。
私は、日本もポーランドも、自由を、そして民主主義を守らなければならないという見解において一致することができ、
また、そのことを念頭に、安全かつ安定した地域的そしてグローバルな政治を構成できる、と確信しています。」
と重要なメッセージを発信しました。

セレモニーには、大使の招待で、
クロトシン郡(ヴィエルコポルスカ県)評議会副議長でポーランド相撲連盟会長のDariusz Rozum氏も参加しました。
ロズム氏は、
「誠に光栄なことです。セレモニーは全体を通して本当に素晴らしいものでした。歴史に残る数多くの出来事に富んだ、日本とポーランドの100年にわたる協力が集約されていました。
極めつけは、両国協力関係の最も重要な場面を、この記念行事のために特別に用意されたパネル上で紹介する展示でした。」
と述べました。

http://krotoszyn.naszemiasto.pl/artykul/o-tym-sie-mowi-100-rocznica-nawiazania-stosunkow,4970644,artgal,t,id,tm.html

Dokładnie 15 stycznia w Rezydencji Ambasadora Japonii w Polsce odbyła się uroczystość z okazji 100. Rocznicy nawiązania stosunków dyplomatycznych pomiędzy Japonią a Polską.

Goszczący w Warszawie Fukushiro Nukaga – przewodniczący Sojuszu Przyjaźni Polska – Japonia w Izbie Reprezentantów Parlamentu Japonii przekazał podczas uroczystości ważne przesłanie: „Rozpoczynamy następne 100 lat wspólnej historii polsko-japońskiej. Od zakończenia II wojny światowej minęło już ponad 70 lat, a w polityce międzynarodowej mamy program „America First” Prezydenta Stanów Zjednoczonych, a z drugiej strony Chiny usiłują zmienić status quo. I należy się w tym kontekście zastanowić, gdzie się podziały te powojenne ideały, co z prawami człowieka, i co z demokracją. Jestem przekonany, że zarówno Japonia jak i Polska mogą zgodzić się w swoich poglądach, że należy bronić wolności, bronić demokracji, i z tą myślą budować bezpieczną i stabilną politykę lokalną i globalną”.

Na uroczystości gościł m.in. na zaproszenie ambasadora – Dariusz Rozum, wiceprzewodniczący Rady Powiatu Krotoszyńskiego i prezes Polskiego Związku Sumo. – To był prawdziwy zaszczyt. Całość uroczystości była bardzo piękna. Podsumowano na niej 100 lat współpracy pomiędzy naszymi krajami, która obfitowała w wiele momentów, które zapisały się w historii. Wspaniałym zwieńczeniem była wystawa, na której przedstawiono na specjalnie przygotowanych tablicach najważniejsze momenty tej współpracy – mówi Dariusz Rozum. )

http://krotoszyn.naszemiasto.pl/artykul/o-tym-sie-mowi-100-rocznica-nawiazania-stosunkow,4970644,artgal,t,id,tm.html

【訳者後記】

2018年は第一次世界大戦終結からの1世紀ということもあり、その前後で欧州では多くの国が独立記念日(あるいは独立「回復」記念日)を祝いました。
ポーランドも1918年11月に独立を回復を宣言しました。
123年ぶりに国家としての主権をもってポーランド(第二)共和国は国際社会に復帰し、
周辺国のみならず、広く世界の国々と外交関係・国交を結びました。
東ヨーロッパから遠く離れた日本もその一つです。

しかしながら、管見の限りではありますが、
日本ではそのことがあまり大きく取り上げられないように思われます。
それは、「国交」というものが、高度に政治的で、
私たちにはあまり身近ではないものであり、
また今年は、ポーランド以外にも数々の日本との「周年」を持つ国があり(ポーランドに程近いオーストリアやハンガリーの友好関係及び修好関係150周年など)、
そのうちの一つに過ぎないということの帰結でもあるでしょう。
「国交」というものは、例えば日本が国交を結んでいる国と、他のある国が国交を結んでいる国の数が異なるように、
相対的な概念ととらえることができます。
「国交」は、ある「国」と「国」が、互いに認め合い、
対等で公平な立場で外交を行うために大変重要で、欠くことのできないものです。
仮に、互いに国交のない国に旅行へ行くとしたら、
そこでの身の安全は全く確保されません。
国交と外交関係があって初めて、人々は安全に人的交流を深め、協力することができるのです。
これを機に、日本がどの国と国交を結び(おそらく地球上に存在する国のほとんどではありますが、、、)、
それぞれどのくらい長い関係を持っているのか確かめてみると興味深いことがわかるかもしれません。

ポーランドの例でいえば、国交樹立から100年を迎えましたが、
なぜ100年より前には国交がなかった(国交関係を結ばなかった)のか。
それは、前述の通り、ポーランド(ポーランド=リトアニア共和国)という国が1795年をもって主権を持った国家として存在するのをやめてしまった(外的な圧力と侵略により存在し得なくなってしまった)からなのです。
これについては他の記事で紹介したいと思います。

さて、長くなりましたが、ここではポーランドのあるインターネットの記事を紹介しました。
ポーランドの日本大使館公邸で国交樹立100周年が祝われたことを取り上げています。
私が注目したいのは、招待されたお客さんの1人で、
記事のインタビューに答えるDariusz Rozum ダリウシュ・ロズム氏です。
彼はKrotoszynクロトシンという町からお越しになったそうですが、
正直、ポーランドに詳しい人にとってもあまり馴染みのないところです。
しかし世界のアマチュア相撲に興味があるかたはもしかしたらご存知かもしれません。
なんとここには、日本の国技である「相撲」のポーランド相撲連盟が置かれ、ロズム氏(ポーランド相撲連盟会長、訳者はご縁がありポーランドと日本でお話したことがあります)と彼のお子さんたちも(娘さんまでも!)「スモウ・レスラー」なのです。

記事一つでも、ワルシャワやクラクフのようないわゆる有名大都市だけではない地域にも、日本の文化が馴染んでいるということを伺い知ることができるのです。

(翻訳・文責 橋本虎太郎)


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